三囲神社


京都太秦の「蚕の社」と同じ形です。

御神体は弘法大師の作とつたわり、125歳の老人が白狐の背に乗り、宝珠と稲束を持っているそうです。村人がご神体を拝んでいると、白狐がふいに生身に戻り、神様のまわりを3度廻って、どこかへ消えて行ったと伝えられておりだから三囲だそうです。「三囲(みつい)」=「三井」に通じるので江戸の三井つまり「三越」がここの援助者となっています。
また、王子稲荷に続く、東京第2の稲荷です。
拝殿右横にある宝井其角
(江戸時代の俳人・松尾芭蕉の弟子で、蕉門十哲にも数えられた人物)の句碑があり、「ゆふだちや 田をみめぐりの 神ならば」とあります

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